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信仰の一歩、水の上へ

信仰の一歩、水の上へ

「主よ、今、わたしは船の上から一歩踏み出し
イエスさまなしでは沈んでしまう水の上に踏み出します」

最後の夜、私たちは賛美の中で主の臨在を感じながら
イエスキリストを主として歩む者としての決心を新たにしました。

その日の午後のプログラムは、街中へ出て行って、誰かに声をかけ、福音を伝えるという時間が準備されていました。
多くの学生にとって、知らない人に福音を伝えるのは初めての体験でした。緊張し、そして不安を感じた人もいました。しかし同時に、神のみわざを体験する機会となりました。

ある学生にとって、福音を伝えることは、自分の弱さ、足りなさを自覚しながらそれでもなお主に従うという決心でした。
ある学生にとって、福音を伝えることは、人の心が変えられることを求め続ける決して諦めない祈りでした。
ある学生にとって、福音を伝えることは、自分が受けた最も良いものを分かちあう経験でした。

「宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか」

(ローマ人への手紙 10章14節)

両手を広げて待っている天の父の愛を聞いたことも想像したこともない人が私たちの周りには多くいます。
寛容で親切で、忍耐強く、へりくだったイエスキリストに示された力強い神の愛をまだ知らない人がいます。

2000年を超えて語り継がれてきたこの愛の火を絶やすことなく、自分の弱さや無力さに飲み込まれることなく、堅くイエスキリストを信じるその信仰に立ちたい。
イエスさまに従いたい。決して離れない私たちの救い主イエスに賛美をささげ続けたい。たとえ水の上のような不安定な場所に踏み出すとしてもイエスさまがいるなら行ける。大丈夫。

神戸のキャンプ場を出発し、自分の地域に戻りました。ここからがスタート!また一歩踏み出そう。

安田 真由

安田 真由