聖書は不朽のベストセラーです。現在まで、世界の聖書の発行部数は3,880億冊以上。現在でも、年間3,000万冊以上の聖書が、世界で購入されています。聖書全巻が翻訳されたのが704言語。新約聖書、または聖書の一部のみ翻訳されている言語数は、3,415言語に達します。
聖書は多くの人々の人生に影響を与えました。インド独立の父マハトマ・ガンディーは「私の生涯で最も深い影響を与えた書物は聖書である」と語りました。日本の社会運動家で、大学生協の創始者でもある賀川豊彦は「聖書は踏み迷う道を照らす輝かしい光であり、乾く旅路の清い流れである」と語っています。
私は、大学1年の冬にクリスチャンになりました。もともと読書は苦手でした。クリスチャンになって、聖書を読み始めると、不思議と心にしみる温かさを感じました。聖書を読むのが、楽しくになりました。唯一飽きずに読める本が、聖書でした。
聖書は最も古い書は今から3,500年以上前に書かれました。新しい部分でも1,900年前の書物です。聖書の中には、あなたの将来に何が起こるのか。どこに就職すべきか。誰と結婚するのか。いつ死ぬのか…のような個人の未来を言い当てることは書いてはいません。しかし聖書に登場する人物の人生を辿る中で、生きる原則が見つかります。
私も人間関係が得意な方ではありません。しかし聖書は、人と接する秘訣と教訓にあふれています。どう自分を成長させるべきなのか。また人生のチアリーダーとして、常に励ましと慰めの言葉に、聖書は満ちています。何よりも、あなたの人生を伴走したいと願うイエス・キリストの存在が、聖書には書かれています。私自身、イエスのあり方、人との接し方、心の持ち方から学び、模範としている部分が多くあります。聖書が、私の人生を大きく成長させました。
札幌農学校(現・北海道大学)の初代校長のクラーク博士は、かの有名な言葉を語りました。「少年よ。キリストにあって大志を抱け」。聖書は、人生の目標、生きる指針、生きるビジョンを与えてくれます。ぜひ、大学時代、聖書を読むことを心からお勧めいたします。もし一人で読むのが難しいという人には、Student Impactの大学生の先輩たち、同学年の仲間と一緒に取り組むと、良い助けになってくれます。ぜひ気軽に声をかけてください。
退屈せず聖書を読む方法はこちらの記事をご覧ください
https://www.kamitohajimeyo.com/a/bible.html
また聖書が信頼に値する書物か?についてはこちらの記事もご覧ください
https://www.studentinjapan.com/a/Bible215.html